ゴライコウV JBC2歳優駿 【門別】

2歳ダート王の頂点に輝いたのは9番人気のゴライコウだった。スタートはひと息で序盤は中団後方から。向正面からで外に切り替え、徐々に前に進出していく。3コーナーから大外を回って直線へ。外々を回りながらも脚いろには余裕があり、後続に2馬身半差をつける完勝劇だった。
石川倭にとって2年前の1回目に続きこのレース2度目のV。「ものすごくうれしいですし、この馬に乗せてもらっていることに感謝します。キックバックを嫌がる部分もありましたが馬の力を信じて外に回しました」。門別を知り尽くす鞍上の好判断が光った一戦だった。(山川洋暁)