ボートレース

今垣GⅠ30度目V 開設69周年記念 【浜名湖】

浜名湖周年を制しGⅠ通算30回目の優勝を果たした今垣光太郎=中日スポーツ提供
浜名湖周年を制しGⅠ通算30回目の優勝を果たした今垣光太郎=中日スポーツ提供

 浜名湖ボートのG1開設69周年記念「浜名湖賞」は最終日の9日、12Rで優勝戦が行われ、5コースの今垣光太郎(53)=福井・63期・A1=がフルダッシュのSから豪快なまくりを決めて快勝。当地周年は20年ぶり、G1では2019年4月のマスターズチャンピオン(宮島)以来となるG1通算30回目の優勝を果たし、賞金1000万円を獲得した。2着には2号艇の馬場貴也、3着には人気を集めた1号艇の坪井康晴が入った。

ヒーロー

 勝った本人も驚きの豪快まくりだった。今垣自身、レースプランは「まくり差しかなと。きょうの伸びでまくりは無理かなと思っていた」。ただ、中へこみのスリット隊形、そしてコンマ20ながら質のいいフルダッシュのSが思いもよらぬ好展開を呼び込む。人気を背負う地元の1号艇・坪井が伸び返してきたが、それでも構わず握っていった。「坪井君に飛ばされるかと思ったけど引いてくれた。ラッキーでした」。当地周年は2002年の49周年以来、実に20年ぶりの優勝だった。

 むろん幸運だけで手にした勝利ではない。ベスト6入りしてから、本番直前まで“まくる”つもりで調整を施した。「ペラもがっつり止めて、チルトも0度、0・5度も試した。やれるだけのことはして、結局マイナスに切り替えた」。攻めに徹するその気持ちが、最後に勝利の女神を振り向かせたのだろう。

 その攻撃的な姿勢がゆえに今垣にはスタート事故も常につきまとう。前期も期替わり初日の5月1日にいきなりF。9月のLで、新期に入った今節も30日間の未消化休みを残しての参戦だった。弱気の虫が顔を出すこともあるが、それでも3日目後半からコンマ09、06、03と強烈なSで勝ち上がってきた。

 これで、G1は節目の通算30勝目。「G1、SG(9勝)で40回優勝が目標だからあと1回勝ちたい。来年の三国のSGにも出られるように頑張りたい」と意気込む。三国開催のSGとは来年11月のチャレンジカップ。次節の福岡ダイヤモンドC(13日~)後に休みに入るため、今年のSG挑戦はもうないが、北陸の闘将は早くも新たな目標を定めている。(大久保晋)

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